第5回大会演者 抄録・プロフィール: 長谷川智

長谷川 智
(山伏、一橋大学・上智大学・山梨学院大学非常勤講師)
演題: ワークショップ 「修験道ワーク―ケアのための心と身体の使い方―」


要旨:

修験道には、伝統的な身心技法が数多く内包されています。それらをベースに発想した、ケアのための上手な心と身体の使い方をご紹介します。ちょっとしたイメージや身体の使い方で、ケアの質が格段に上がります。
また、あらゆるケアの基盤となる「『心理的態度』を育てるための身体からのアプローチ —2018—」をご紹介します。第3回大会で発表した「心の体操 -2016-」(心の姿勢により、身体が変わり、パフォーマンスが向上することを体認するための身心技法)の進化形です。
実修実験が修験道の基本、各種修験道ワークをご自身の身を以て体験して下さい。

【プロフィール】

長谷川 智(はせがわ さとし)
筑波大学大学院修了(スポーツ心理学、剣道)。羽黒派古修験道先達二十度位。一橋大学、山梨学院大学 iCLA(国際リベラルアーツ学部)、上智大学非常勤講師。約35年に渡り、ヨーガや瞑想・滝行等、東洋的修行法を実践的に研究、指導。身心両面からのアプローチによる魂の修行、真の人間形成の道探究の途上にある。