第3回大会演者 抄録・プロフィール: 降矢英成

降矢 英成(ふるや えいせい)
演題: 分科会シンポジウム 「ホリスティックな身体観とエネルギー医学の原理」


要旨:
 この分科会の提唱者の深尾先生の「心身医学から魂身医学へ」という理念に感銘を受けて、
パネリストおよび共同司会者を担当し、かつ団体として日本ホリスティック医学協会も共催とさせていただきました。
私は、医学の中でホリスティックな方向に向かう専門科として「心身医療、心療内科」を選びましたが、
それは人間をbody(体)-mind(心)-spirit(霊性、魂)というホリスティックな捉え方をするための基盤としてです。つまり、人間をspiritの視点も含めた上での「心」や「心身」という捉え方ということですが、
どうしても体、物質を基盤とし、エビデンス、科学的というスタンスがベースになっている医学においては、難しい面がありました。
しかし、リチャード・ガーバーの『バイブレーショナル・メディスン』ではサトルボディも含めた多次元的身体観を提唱し、
ジェームス・オシュマンの『エネルギー医学の原理』では身体のエネルギーの伝達を量子力学の視点から説明しています。

 

【プロフィール】

1986年東京医科大学卒業。
同大学内科学教室、LCCストレス医学研究所、帯津三敬病院などを経て、現在、赤坂溜池クリニック院長。
日本心身医学会専門医、日本統合医療学会認定医。NPO法人日本ホリスティック医学協会会長、
日本ソマティック心理学協会運営委員、NPO法人日本メディカルハーブ協会副理事長、
NPO法人日本森林療法協会理事、一般社団法人日本フィトセラピー協会副理事長。