第2回大会演者 抄録・プロフィール: 片桐ユズル

片桐 ユズル
演題: 講義 「アイボディ・メソッド(Eyebody Method)について」


要旨:
ピーター・グルンワルド(Peter Grunwald)は,目と脳と視覚システムの各部分は,体の他の部分と関係しあっているということを発見しました。
それにもとづき,近視,老眼,乱視その他の視覚的機能不全のみならず,肩こり,腰痛,頭痛,呼吸不全の原因になっている関係パターンの解消を助けるテクニークが開発されました。
ここでは,F.M. アレクサンダーによって発見された原理と,目の自然な使い方のベイツ・メソッドが統合されています。
今ここでの生き生きした注意を視覚システムに向けることにより,老若男女,職業のいかんを問わず,この方法論は効果的に使われてきました。
特に近視,老眼,遠視,斜視,緑内障,白内障などの視覚不全のみならず,それらにともなう姿勢や脳のはたらきを改善します。

参考書:ピーター・グルンワルド著『アイ・ボディ』(片桐ユズル訳,誠信書房,2008年)。