第3回大会演者 抄録・プロフィール: 吉田美和子

吉田 美和子(よしだ みなこ)
演題: ワークショップ 「自他の気づきとポリヴェーガル理論—ボディマインド・センタリング(BMC®)によるアプローチ」


要旨:
 今年は再びポリヴェーガル理論をとりあげ、
ボディマインド・センタリング(BMC®)の視覚化、身体化、エンボディメントのプロセスを通して、
迷走神経に身体の感覚からアプローチを試みます。
ポリヴェーガル理論とは、
自閉症スペクトラム障害(ASD)のある子どもたちのボディイメージ研究をきっかけに出会いました。
ポージェス博士の理論を自分のなかに探すのではなく、
その理論を手がかりに、自分のからだの体験から「自他の気づきの原点」に触れてみたいと思います。
 BMC®は1970年代、Bonnie Bainbridge Cohenにより開発された、
体験する解剖学とも称されるソマティック教育/療法です。

 

【プロフィール】

ボディマインド・センタリング公認プラクティショナー。
専門はソマティック教育学。上智大学准教授。
特別支援教育の現場で出会ったさまざまな課題をもつ子どもたちから、ソマティクスの原点を学んできている。