第2回大会演者 抄録・プロフィール: 長谷川智

長谷川 智
演題: ワークショップ 「修験道から発想した教育のための身心技法」


要旨:
修験道は、自然との共振の中で新しい自分に生まれ変わる日本古来の修行法です。
その修行法は、身心一如(身体と心の統合)のための身心技法の宝庫です。
本講座では、伝統の技法をソマティック・エデュケーション的切り口で再構築した、
身心技法の数々を体認して頂きます。
また、教育現場での実践事例として、
本年4月開校の山梨学院大学 iCLA(国際リベラルアーツ学部)、
保健体育ワークショップ「修験道」での取り組みをご紹介させて頂きながら、
その真髄を身を持って実感して頂きます。

 

【プロフィール】

筑波大学大学院修了(スポーツ心理学、剣道)。
羽黒派古修験道先達二十度位。
桐朋学園大学、一橋大学講師(古武術、東洋体育等)、
山梨学院大学 iCLA(国際リベラルアーツ学部)講師(修験道)。
約30年に渡り、ヨーガや瞑想・滝行等、東洋的修行法を実践研究、指導。
身心両面からのアプローチによる魂の修行、真の人間形成の道探究の途上にある。
古武術のバスケットボールへの応用(ナンバ走り)、
東洋的身体運用法の基盤となるホネナビ体操の開発に携わる。